2016/02/21 川崎大師 福徳稲荷大祭
横浜市無形文化財 土師流市場神代郷神楽保存会 萩原(諄夫)社中(横浜市鶴見区矢向)
P2210265
「黄泉醜女」 
前段の「天の浮橋」に於いて沢山の国と神々を産んだ伊弉諾命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)でありましたが、最後に火の神を産んだが為に、伊邪那美命は火傷を負い絶命してしまう。伊弉諾命は諦め切れずに、連れ戻さんと死者の国である黄泉の国まで後を追います。ようやく伊邪那美命を探し当てた伊弉諾命は妻に連れ戻そうと説得いたしますと、「黄泉の食物を口にした私は戻ることが出来ません。しかし、こうして遥々訪ねて来られたことですから黄泉の主にかけあってみます」とその間は決して覗かぬよう約束し、奥の間へとお隠れになります。しかし、一行に戻らない伊邪那美命にしびれを切らした伊弉諾命は約束を破り覗き込んでしまいます。そこにあったのは醜女となり果てた伊邪那美命の姿がありました。約束を破られた怒りに伊邪那美命は打ってかかります。伊弉諾命は命からがら逃げだし、比良坂に生えた桃木の実を投げつけます。すると桃の実は桃の精となり、伊邪那美命を討ち返します。この事を受け伊弉諾命は桃の精に意富加牟豆美命(オオカムヅミノミコト)と名付けます。